最近「断捨離」や「ミニマリズム」に興味を持ったので、その手の本でよく引き合いにされるこの映画を観てみました。
半分ドキュメンタリーみたいな感じで、あまり考えなくても観れます。
というのは、言いたいことは「あふれるモノを手放せば、心身ともにラクになる」という、ただそれだけのことだから。
最初から答えがわかっていて、そのプロセスを確認するために観るようなもの。
言いたいことは、
・50個までのモノは生活に必要。
・さらに50個のモノは、生活を楽しむため。
・人生はモノではできていない。
それだけなんですが、この映画を観ると、人間がすべてのモノを手放したとき、あるいは失ったとき、本当に何が大切なのかがリアルがわかります。
で、映画には描かれていないけど、
「101個目からのモノの所有は、人生を重たく苦しくする」
ということなんだろうなと思いました。
「100個」まで、つまり自分が本当に心地よいと思えるモノの数の限界を知ることが大事ですね。
ガチのミニマリストなら30個ぐらいだろうし、ある程度の自分の好きなモノに囲まれることで幸せを感じる人は300個、あるいは家族全体でれば3000個になるのでしょう。
めっちゃ面白かった!という映画ではなかったけど、モノを手放すことを考えるきっかけにはなると思います。