『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』は昔のファンもお子さん世代と一緒に楽しめる!

アニメ『ドラゴンボールZ』の魔人ブウ編の終了(少年ジャンプ連載終了)で止まっていた私。

ふと最近のドラゴンボール事情を調べる機会があり、そのまま映画を観に行きました。

冒頭、少年・孫悟空時代のレッドリボン軍撃破のシーンが描かれているのが熱い。

かつてのファン層のニーズをちゃんと汲み取っている。

懐かしのシーンを登場させ「あぁ、そういえばこんな時代もあったな」という説明に尺を結構使っているのは、まぁ仕方がないと思う。

それでも数名わからないキャラがいて、そこがちょっとモヤモヤしました(前作の映画を観ている人にはわかる)。

バトルマンガではあるけど、適度にギャグをかましてくるのは、鳥山明が脚本だからでしょう。

あちらこちらでクスクス笑いが聞こえていた。

予定調和的な笑いではあるけど、後半のバトルシーンがカッコいいので完全に許される!

本作のメインは悟空とベジータではなく、ピッコロと悟飯。

個人的には「元気玉」を観たかったが、代わりに「あの技」が出てきたので満足。

ただ、最後の敵キャラはもう少しセリフが欲しかった(もし入っていたらもっと尺が伸びただろうけど)。

本タイトルの『スーパーヒーロー』の中身は、下手なヒネリのない、王道的な答え。

それでいい。

久々に少年の心に還ったようでスッキリ楽しめました。

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