『お金の減らし方』は浮世離れした天才タイプのお金エッセイ。凡人には難しい。ファン向けかと。

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個人的に面白かった!というわけでもなかったので、簡単にご紹介。

「稼ぎ方」ではなく「減らし方」、つまり「使い方」が大事であり、「何にどう使いたいか」を明らかにするところからお金とどう向き合うかが始まる。

これは納得なのですけど、いかんせん著者が天才タイプの変わった人なんですよね。

自分の趣味には多額のお金を投じるけど、例えば服には一切興味がないなど、承認欲求ゼロの人。

この人はたとえ貧乏であっても、その中で工夫してやりくりできる人。

小説はバイト感覚で書いたら、たまたま売れてしまった。予想外にお金が入った。だから趣味にはたくさん使ったけど、それ以外の見栄には使わない。

多くの人は収入が増えたら、それだけ見栄を張るもんでしょ。

それがなく淡々としているのが天才的。

そんな人のお金の話はおっしゃる通りとは思うけど、凡人にはマネできないよ。

ただ、承認欲求をゼロとは言わなくとも軽くできれば、たぶん節約できるでしょうね。